Intuos 3用のWindows10/OSX El Capitan向けのサポートが完全終了のお知らせを受けて、取り急ぎMac用だけIntuos proに買い換えて(しかし中古)しばらく使っていたのですが、ある問題が。
ペン先の減り方が尋常じゃない。
1ヶ月くらいしか使ってなくて、ワンドロも含めて4〜5枚ほどPainterでお絵かきしたくらいなんですが(サイズは平均1280×1280/144dpiくらい・オイルパステルで似非厚塗り)、それにしても減り早すぎるだろっていうレベル。
原因はオーバーレイシート
原因はIntuos 4から変化したオーバーレイシートの予感。これのおかげで劇的に描きやすくなってるんですが、その反動からか標準芯でもゴリゴリ減るように。ただでさえ減りやすいフェルト芯なんかは人によっては1週間も持たないよね、これ。これまでFAVO(初代)→FAVO(2代目)→Intuos 2→Intuos 3と使ってきましたが、あまりにも減りすぎて芯を交換する事態には至る事がなかったのでちょっと戸惑う。
更に事態を厄介にしているのが、オーバーレイシートの交換は修理扱い(5000円)な件。消耗品なのに自力交換すらできないという。Intuos 4用のオーバーレイシートをIntuos 5(タッチ機能あり版)/Intuos proに保護シートとして貼り付ける手もあるんですが、それを交換する際に元々のオーバーレイシートまで剥がしてしまいそうなレベルの粘着力だったらどうしようってなると、安易に導入できないよなあと。
オーバーレイシートの代わりになりそうなのを見繕ってみる
というわけで、よく代用品として使ってる人が比較的多い塩ビ性のプラバンとタブレット端末用の保護フィルムの2種類で代用してみようと思い、早速買ってきました。

塩ビシートはホームセンターで購入。一番薄いもので0.5mmしか見つけられなかった。もっと厚みの薄い方が違和感なく描けると思われる。タブレット端末用の保護フィルムはヤマダで購入。塩ビシートがダメだった時の保険として。ペンデバイスが用意されているSurface用か、Apple純正オプションのペンデバイスがあるiPad Pro用のどちらかを買う事も考えたが、そもそものペン先が違うのと検索しても使ってみたという実績がヒットしなかったのでやめておいた。
塩ビシートを使ってみた
ひとまず塩ビシートを試してみる。適切なサイズにカットして、メンディングテープで貼り付けるだけで終了。ただ、塩ビシートは表裏で材質が違うものもあるので、貼る前に実際にペンを走らせてみて、描きやすい方を上にしてから貼ったほうがベター(自分はPainterを立ち上げて数十本試し描きしてから貼りました)。描き心地はIntuos3に近い感じで、ペンの反応は問題なし。タッチ機能がほとんど使えなくなる欠点はあるものの、そもそもタッチ機能自体が中途半端すぎてこれだったらマウス使うわっていうレベルなので無視。
タブレット端末用の保護フィルムを使ってみた
塩ビシートでしばらく運用してみるものの、だんだんと描き心地が安定しなくなった為、わずか2週間足らずで塩ビシートの使用を断念。タブレット用の保護フィルムを貼り付ける。フィルムの厚さが0.03mmだったため、描き心地は塩ビシートよりも向上。Intuos3でフェルト芯を使った時の描き味に近いかな…と個人的には思ったのだが多分人によって変わる。
で、結局…
保護フィルムは良かったのだけど、どうしてもメディバンペイントでの描き味がもにょるので、最終的にコレを使う羽目に↓
もともとはIntuos 5(タッチ機能無し版)専用のシートなのだが、保護シート代わりとしてタッチ機能有版Intuos 5やIntuos proにそのまま上から貼り付けている人は多い。描き心地はどうかというとそこはやはりワコム純正で、貼る前とほぼ遜色なし。シートの貼り付けもガイドにキチンと合わせれば、ほぼ気泡ゼロできれいに貼ることが出来ました。なお、Intuos 5(タッチ機能無し版)ではシートを剥がしてから貼るのだけど、タッチ機能有版のIntuos 5やIntuos proの場合は剥がさずにそのまま上から貼るしかないです(剥がしたらメーカー保証受けられなくなる)。