iMac 2017のメモリを増設する

これまでのあらすじ

  1. 今まで何の問題もなかったiMac(Late 2015)がぶっ壊れたので正規サービスプロバイダに修理に出したよ! →故障したiMacを公式の修理に出してみた
  2. ディスプレイとロジックボードが交換されて帰ってきたけど、今度は謎の電源断が頻発するようになったよ!
  3. 修理から帰ってきてから1ヶ月ほどいろいろ試してみたけど治る気配がないどころか余計悪化してる予感
  4. ロジックボードやパワーサプライ交換して治った事例もあるけど、うちのはロジックボード交換したばっかりだし、なんならロジックボード2回&パワーサプライ交換してもダメだった事案もある
  5. これでまた修理に出してもまた7万ボラれるだけで何の問題も解決しないかもしれない…と考えたら買い直した方がよさそう
  6. 修理したLate 2015をジャンク品として手放して、2017(1世代前のモデル)を買い直す →修理後更にトラブったのでiMacを買い直した
  7. メモリは同時に買わず、増税前に滑り込みで買えればいいかな…と思ったら、お盆明けからメモリの価格が微妙に上がり始めたり在庫が薄くなってきた
  8. このままじゃ価格面でも在庫面でも買いそびれそうなので買える時に買って増設しよう ←イマココ

というか8GBじゃ途中でPhotoshopやクリスタがもたつくんでめちゃくちゃストレスなのだ…

ここから本題

iMacのメモリについてちょっとおさらい

2012年以降の27インチモデルiMacは、ユーザー側でメモリを増設・交換することが出来ます。因みにAppleのオンラインストアでメモリをカスタマイズすると、16GBにするだけでも2.2万円、32GBだとその3倍(6.6万)、64GB(梅モデルは選択不可)にもなると11万になります。11インチのiPad Pro 64GBモデルとApple Pencilを同時購入してもお釣りが来てしまうレベル。これを考えたら、あえてメモリだけ最小容量のままで購入して、後から自分でメモリを購入して増設する方がコストが安く済みます。またiMacはモデルによって搭載できるメモリの周波数が異なるので、購入前によく調べような!

なおLate 2015以降の梅モデルに関しては、オンラインショップでは32GBまでしかカスタマイズできないので、最大32GBまでしか積めないと思われそうですが、実際には非公式ながら64GB(1)まで搭載することが出来ます。 参考→秋葉館: 機種・型番で選ぶMac用メモリ

購入

増設メモリたち

何はなくとも購入しますよ。2017年モデルのiMacの場合は

  • DDR4 2400MHz
  • PC4-19200
  • 260Pin SO-DIMM

これをすべて満たすものであればどのブランドでもよいのですが、変に安いものを買ってトラブっては元も子もないので、一番増設実績の多いCrucial製(CFD販売)の16GBを2枚購入。2枚組のものを買うよりも、16GB単品(1枚)を2個購入する方が安いとか何なんだその価格設定…と思いつつ。次点としては以前MacBook Proのメモリに採用したシリコンパワー製だったのだけど、こっちで初期不良にあたったのでCrucialを買い直してつけたらド安定しましたっていうレビューを見てしまったので見送った。

メモリを増設する

27インチiMacのメモリの増設・交換はドライバーが要らないので簡単。やり方は「iMac にメモリを取り付ける – Apple サポート」にある手順通りにやれば問題なく出来るかと。電源ケーブルを引っこ抜いてパーツを増設する作業なので必ずシステム終了させてね! スリープ状態でケーブル抜くのダメ、絶対。

電源ケーブル差込口にはメモリソケットのカバーを外すためのボタンが付いています。このボタンを硬めの棒などで強く押し込むとカバーが浮いてくるので、これを外すとメモリスロットにアクセス出来るようになります。なおこのソケットカバーの裏にはメモリの取り付け方が図で簡単に書かれています。

両サイドにある白いレバーを外側に押してメモリケージのロックを外し、レバーを手前に引くと、メモリソケットが出てきてメモリの増設・交換ができる状態になります。空いている所にメモリを挿したら、メモリケージのレバーを元に戻してカバーを閉じて終了。…ね、簡単でしょ?

その後電源を入れ、増設したメモリが認識されていれば作業完了。以前はNVRAM/PRAMリセットが必要だったのですが、最近ではメモリ増設・交換後にmacOS側で電源投入後に自動で初期化処理をしてくれるらしく、今ではNVRAM/PRAMリセットをする必要はないらしい(その分最初だけ起動に時間がかかるけども)。

まとめ: メモリは多ければ多いほど安定する(多分)

動画編集とかしないならこのくらいで余裕かと

ここまで積んでいればPhotoshopもPainterもクリスタもモッサリしないので心に余裕ができると思います(多分)。よりパフォーマンスを上げるならSONNETが発売しているeGPU(外付けビデオアクセラレーター)を繋げるという事も考える必要があるかなと思うのですが、現状eGPUが必要になる事もないし、そうでなくてもSONNET製のMac拡張アイテムは昔からめちゃくちゃ高いのでまあ買わないかな…

  1. 現行の2019年モデルは公称64GBまでらしいが、こちらも非公式ながら全モデル128GBまで対応するらしい。流石にこれは未知数過ぎる…
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