前作のプレイ日記で、シンフォニアに登場する人物や装備品や物等の元ネタメモってのをやったのですが、今回もやりますよー。今回はちょっと北欧神話色が濃いです。
参考・引用元
ラタトスク
「大樹カーラーン」の樹の精霊。大樹と、魔界ニブルヘイムへ続く扉「ギンヌンガ・ガップ」を守る。しかし、自分の宿り木であった大樹カーラーンは4000年前のカーラーン大戦で消失。その為、大樹を消失させる原因を作ったヒトを滅ぼそうと考えるようになる。
- 原典
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北欧神話。世界樹ユグドラシルに住むリスで、「素早い歯」「走り回る出っ歯」という意味がある。
世界樹ユグドラシルの天辺にいる鷲・フレスヴェルグと、世界樹の根に住んでいる悪竜・ニドヘグの間で交わされる会話を中継しており、2者の間を悪口を伝えながら行き来し、両者を対立させる。これは生態系を表しているとされる。
ギンヌンガ・ガップ
魔界ニブルヘイムと人間界とを隔てる扉。その入り口は、世界が二つに分かれていた頃に、シルヴァラントとテセアラを繋ぐ2極の1つだった異界の扉である。
普段は守人であるラタトスクが覚醒、生存している限りは決して開かない。が、一部のセンチュリオンを失った状態でラタトスクが覚醒した為に効力が弱体化、更にはヴァンガードが各地で暴動を起こした事で世界中に魔族が好む魔の波動が撒き散らされた為、結果的にギンヌンガ・ガップの扉は開きかけてしまう事に。
- 原典
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北欧神話。世界が創造される前に存在していた、巨大且つ空虚な裂け目の事。その北から氷の国・ニヴルヘイムの激しい寒気が、南からは炎の国・ムスペルヘイムの耐え難い熱気が吹き付けているとされた。
世界の始まりの時において、熱気と寒気が衝突した時に出来た滴が毒気となり、やがてそれはユミルという巨人に変化する。後にユミルがオーディン達に殺された時、ギンヌンガ・ガップはユミルの血で満たされたという。
ニブルヘイム
魔界のこと。魔族の住まう地。リヒターはラタトスク殺害の見返りとして魔族との契約を交わしてしまう。
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北欧神話。「霧の国」「暗い国」の意。ギンヌンガ・ガップの北にある冷たい氷の国。時として、死の国・ヘルヘイムと同一視される。
グラズヘイム
本作の隠しダンジョン。その先には深淵が続いているという。
- 原典
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北欧神話。「喜びの世界」の意。
「ギュルヴィたぶらかし」には、アースガルドが創られた後にオーディンが創った神殿で、全てが金色に輝いており、そこにはオーディンの講座と、12の男神の座があると記してある。また「グリームニルの歌」では、オーディンが住まう黄金色に輝く宮殿「ヴァルハラ」が建っている場所とされている。ヴァルハラは、ヴァルキリーによって選定され、集められた英霊(=エインフェリア)が集められる所でもあり、エインフェリアは来たるべき終末戦争―――――ラグナロクに備え、そこで戦と饗宴に明け暮れるという。
アイン・ソフ・アウル
第5章「真実の仮面、偽りの素顔」にて、闇の神殿でリヒターと対峙した時にエミルが放った技。これにより、闇の神殿の一部が崩壊する事に。因みにゲーム中ではこのイベントの後から秘奥義として当分の間使う事が出来る様になるが、8章のヴェリウスイベント終了後は使えなくなる。
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旧約聖書の「生命の樹」(カパラでいう「セフィロトツリー」のこと)に由来するものと思われる。
アインは「無」という意で、0と表記。このアインから生じたのがアイン・ソフで、「無限」を意味し、00と表記する。そしてアイン・ソフから生まれたのがアイン・ソフ・アウルで、「無限光」の意。000と表記する。アイン・ソフ・オウルともいう。
アルス・ノヴァ
ユニゾン・アタック専用技。以下の条件をすべて満たした上でユニゾン・アタックを発動させるとこの技に変化する。
- エミルとマルタが一緒に戦闘に参加している
- スキル「スペシャル」()を装備
- エレメントグリッドに光と闇が1個以上、同時にストックされている(どちらかが大属性だと尚良し)
- エミルとマルタが同じ敵を攻撃している
- 戦闘に参加している魔物がエミル・マルタと同じ敵を攻撃していない()
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アルス・ノーヴァ。音楽用語。14世紀頃の(主として)フランスで見られた、フィリップ・ド・ヴィトリによって提起された中世音楽形式の様式名称。
反復する一定の繰り返されるリズムに合わせて旋律を埋め込み、それを楽曲の基礎とする「イソリズム」という形式を用いたものが多かった。なお、アルス・ノーヴァ様式の音楽の大部分は作曲者不詳。
ガグンラーズ
ロイドが装備している2振りの剣。因みに前作ではこの武器は存在しておらず、今作でも一体何処から入手してきたのやら、全くもって出所不明である。しかし「ドヴェルグの手によって鍛えられた〜」という説明書きからして、恐らくは再生の旅終了後にダイク親父が新たに拵えたと思われる()。
- 原典
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北欧神話。オーディンが持つ49の別名のうちの1つで、「勝利を決める者」の意。
古エッダ「ヴァフスルードニルの歌」において、知識が豊富な巨人・ヴァフスルードニルと知恵比べをした時に名乗っていた名前。因みに、知恵比べの結果はオーディンの勝利に終わり、ヴァフスルードニルは命を落とす事になったという。