Chapter11: End of the world/世界の果て

8章を一気に全部まとめるには長いのでいくつかに区切ります。

一行はギンヌンガ・ガップへの入り口である、異界の扉に到着。異界の扉と言うと、前作ではテセアラ編の終盤で突如行方をくらませてしまったリフィルを見つけた場所でもある。世界が2つに分かれていた頃は、シルヴァラントとテセアラを繋ぐ2極のひとつだった場所(もう1つは救いの塔)で、まだレアバードで次元を超えることが出来なかった時にここからシルヴァラントへと飛んだのである。

その異界の扉からギンヌンガ・ガップへ向かうべく、エミルが地面にソーサラーリングの魔力を打ち込むと、その力に呼応してギンヌンガ・ガップへの道が開ける。一行はいよいよギンヌンガ・ガップへ。しかしギンヌンガ・ガップの奥へ進む途中で、ロイド達が何処かへ飛ばされてしまう。残されたのはエミル、マルタ、テネブラエのみ。

テネブラエによると、ロイドがデリスエンブレムを持っているからではないかということらしい。元々デリスエンブレムは4000年前にラタトスクが創り、古代大戦の停戦と大樹復活の為に世界を旅していたミトスに託した、一種のお守りのような物だったという。だが、これを読んでいる皆も知る通り、ミトスは本来の使命(大樹の復活)を放棄し、マーテル復活と無機生命体だけの世界(=千年王国)を創る為に世界を見限ってしまった。ミトスに裏切られたと考えたラタトスクは、自分の住処であるギンヌンガ・ガップに、デリスエンブレムの持ち主が近付けない様な罠を仕込んだという。幸い、ロイド達の気配はギンヌンガ・ガップの中にあるというので、急いでロイド達を探す事に。

だがその途中でアリスとデクスに足止めを食らう。そこで、アリスはセンチュリオン・コアの影響で暴走していなかった事がわかる。アリスは、自分の意思で自分が生きる場所を作ろうとしていたらしい。だから強さに執着していたのだ。…とはいえ、今までアリスがやってきた事を振り返ってみると、同情できるだけの説得力は無いに等しい(私的に)。その強さは時として必要かもしれないけども、地の果てまで自分至上主義を貫き通すアリスの姿勢はやはり共感できない。

結局デクスとアリスはエミル達の前に敗れる。…っていうか、アリスよりもデクスの方が手強かった…。アリスは秘奥義こそ強いけども、それ以外は詠唱さえ止めてしまえばただのアホの子だし(酷)。3章で戦闘になった時も手強そうだから先に倒しちゃえ〜って感じでゴリ押ししてたらあっさり倒れたし…。

で、デクスは死ぬ直前にアリスに告白。それを聞いてデクスの死を看取ったアリスはエミルを罵りながら攻撃するが、アリス本人も本気を出したマルタによって倒される。…うん、私やっぱりアリスに同情の余地無いわ。だって本当にデクスが好きだったならば、どうして3Kだのキモイだのウザいだの言ってデクスを避けて、彼の気持ちを受け取ろうとしなかったのかと疑問に思ってしまうし。デクスの本来の性格がアレだったとしても、アリスだけを強く想う気持ちは間違いなく本心だったのだから、アリスはもう少しきちんとデクスに向き合うべきだったんだと思うよ。そう考えると、やっぱり個人的にはアリスよりもデクスの方に同情してしまうなぁ…。

アリス達を倒した所で更に奥へ進むと、こちらの方にロイドが駆けてきた。ロイド以外の仲間は石にされてしまったようだ。ラタトスクが仕掛けた罠とはこの事だったらしい。因みに、何故デリスエンブレムを持っていながらロイドが石化されずに済んだかと言うと、それはひとえにマーテルの加護があったからだという。そして皆を助けに行こうとしたその時、ロイドはエミルがこれからやらんとしている事を、テネブラエ同様、正確に当ててみせる。エミルはその場をはぐらかしたが…。

漸く他の仲間を見つけ、石化を解く。体調に影響が無かったのを確認して先へ進もうとすると、その先で今度はアクアが足止めをしようとする。アクアはリヒターの目的をこう語る。リヒターは、ラタトスクが無慈悲にアステルを殺した事を憎み、魔族と契約を交わした。アステルを復活させる見返りとして、この世界を魔族に売り渡すつもりなのだ。そんな所に、ラタトスク=エミルがアステルから人間としての体を借りた事で余計にリヒターの古傷を抉ったのである。

そこまで語り終えた所で、アクアは自分の体を魔物と融合させて戦いを挑んでくる。本来センチュリオンは自らでは戦わず、配下の魔物を使って戦う形を取っている。ラタトスクに従属する存在でありながら、ラタトスクを殺そうとしているリヒターに共感し、それ以上にリヒターを想うアクアは、自らが戦う為に魔物と融合し、新しい魔物を創らざるを得なかったようだ。それを倒す事でアクアに大きなダメージを与えてコアに戻す。

リヒターがアステルを蘇らせたいと言う気持ちは判らなくも無いが、その為にリヒターがやろうとしている事は、前作のミトスがマーテル復活の為にやってきた事と何ら大差は無い。決意表明をした所まで見て、ここで一旦本編進めるのをストップ。例によってサブイベントと例のアレを…。

例のアレとは勿論アレです。闘技場のエキシビジョンと隠しダンジョン。(ぉ)

でも、闘技場のパーティ戦、全クラスクリアしたけどエキシビジョン起こらなかった…。マルタが居ないとダメなのかなーと想ったので最上級クラスを今度マルタ込みでやってみる事にするよ…。んで、隠しダンジョンに繋がるヤクモノがこれっぽっちも見つからず。ロイドの仮面が怪しいなぁとは思うのだけど、何も起こりやしない。…まさか、隠しダンジョンは2周目限定?2周目限定という事なのか!!…え〜、最初の3章まではロイドがしこたま好きな自分には欝なんですけど…。

ロイドで思い出した。決意表明した後でイセリアに立ち寄ったのだけど、ロイドの口から父さんの事がほんのちょっぴり聞けて良かった。勿論、その父さんが誰なのかはロイドにはぐらかされてしまうんだけど…このゲームやる人は多分前作もやってるだろうから、言うまでも無いよねぇ。でも本気で父さんは完全にハブられるのかと心配していたからちょっとホッとしてみるものの、どこかでクラトス父さんひょっこり出て来てくれないかなぁ…と、ここまで来ても未だに思い続けてる自分がいる(末期)因みに、後で出てくる選択肢は当たり障りの無いコレットで。…コレットED見てないけど。そういえばここでロイドが「父さんとの約束、守れそうにないな…」(激しくうろ覚え)と言っているので、父さんとの約束って何だよと思ったのですが、前作のプレイ日記読み返してて「お前は私よりも先に死ぬな。ロイド…私の息子よ」と父さんが別れ際に言っていた事だなぁと後々気付きました。…あかんわー、前作のエンディングかなり忘れかけてるorz GCのソフトも出来る事だし、GC版も買おうかなぁ…。

あと、ねこにんギルドを覗いてみたら嫌〜に気になるクエストが…。「さすらいの剣士」というSランクのクエストなのだが、その依頼内容の文面が何か父さんが綴りそうな言葉だなぁと…。適正レベルになったら挑戦してみるよ(それ多分2周目以降になりそうじゃね?)

そんなこんなで暫くレベル上げとサブイベント探しの旅に出ますー。本当は早くクリアすべきなんだけどね…。

タイトルとURLをコピーしました