Chapter09: Arousal/覚醒

今回はどうも最終章まで進んでしまった様なので、章分けして更新。

さて、カードキーを更新して先に進むと、突然テネブラエが「マルタの気配がする」と言い出す。その場所を探している途中でしいなと再合流。しいなは、リーガルを探している途中でマルタを発見したらしい。しいながマルタを見つけた場所へ行ってみると、下の部屋ではマルタが必死にブルートを説得している所だった。しかしどうあってもブルートは聞く耳を持とうとしない。とりあえず、マルタを助け出して先に進み、会長室の前で別行動を取っていたリフィルたちと合流。ブルートがいる会長室へと向かう。

会長室でブルートと対峙。マルタは再び説得を試みるがやはり徒労に終わってしまう。しかもリーガルを人質にして、センチュリオン・コアを全て出せという。だが、その時にロイドが現れ、リーガルを救出。リーガルはロイドに任せ、エミル達はブルートを力ずくで捻じ伏せ、ソルムのコアを回収。戦闘に勝利し、ソルムのコアを回収しようとしたその時、錯乱したデクスが会長室に飛び込んでくる。そしてそのまま、ソルムのコアを奪おうとしてブルートに深手を負わせてしまう。何とかデクスから奪われるのを阻止し、急いでマルタがコアを孵化。その時、周囲を包んでいた重苦しい空気が消え、デクスもブルートも正気に戻る。デクスはアリスの引き金により逃走。それを追うロイド達。残ったリフィルはブルートの治療にあたるが、センチュリオン・コアもエクスフィアも装着していないブルートの容態は悪化していく。そんな中でブルートは、ヴァンガードの解散をリヒターに伝えるよう頼んでくる。

そして、ブルートは続けてこう話す。ブルートにソルムのコアを渡し、ラタトスク・コアの事や魔導砲について教え、シルヴァラント王朝を復活させて王になれと唆したのは、他でもないリヒターだという。何故リヒターはそんな事を言うのかまだ判らない。ブルートはリフィルに任せ、エミル達は医者を呼んでくることに。

しかしエレベーターを降りた先でロイドとリヒターが戦闘中だった。一緒に追いかけたゼロス・ジーニアス・しいなは魔界の力で倒れ、ロイドも苦戦を強いられていた。エミルの姿を認めたリヒターは、エミルに剣を向けてくる。そして「お前を殺す」と言い放つ。そのまま戦闘になるが、ラタトスクモードのエミルが放った技を見て、リヒターが言う。お前がラタトスクか、と。その言葉でラタトスクモードが解けたエミルは、同時に全ての記憶が甦る。

ここからはエミル、もといラタトスクの記憶。

目の前にはアステルとリヒターがいる。2人はラタトスクに異常気象を収める為にマナのバランスを整える様頼みに来た様子。だがラタトスクは目覚めたばかりで、自分の宿り木である大樹カーラーンを滅ぼした「ヒト」に憎悪を抱いていた。それ故、「世界を救う」為に「ヒト」を滅ぼそうとしていたのである。アステルはそれを止めようとしたが、ラタトスクに殺されてしまう。そして、それに激昂したリヒターがラタトスクを攻撃する。

――――――これが、度々エミルが見ていた白昼夢の全容である。

話を現世へ戻して。エミルに攻撃しようとしたリヒターだったが、マルタがそれを庇い、リヒターの太刀は「エミルの友として阻止する」と言って、ロイドがこれを受け止める。リヒターがアリスと共に逃げた後でエミルは気を失ってしまう。

ここで7章が終わる為、一旦ここで切ります〜

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