本日は6章から。雷の神殿から再開。
神殿の奥へ進むと、リリーナらしき女性がデクスに襲われている。…その割にはどうもデクスの様子がおかしい。しかしデクスはエミル達の姿を認めた途端、物凄い勢いでエミル達に襲い掛かってくる。エミルはその反動でラタトスクモードに切り替わり、次元の扉でリリーナまで巻き添えにしてデクスを何処かへ吹き飛ばす。リリーナを助けようとするが、当のエミルは「そんなの関係ねぇ」という感じでお構いなし。その事でマルタが怒りだし、ついにラタトスクモードなエミルを引っ叩いてしまう。暫くの間、2人の間には険悪なムードが流れる事に…。
で、エミルが放った技についてだが、テネブラエによると、ラタトスクがセンチュリオンを各々の祭壇に戻す時に使う技に似ているのだという。そして、本来はセンチュリオンにのみ作用するので、恐らくはデクスかリリーナのどちらかがコアを持っているのではないかという。そして飛ばされる先は必ず各々の祭壇であるので、行き先は雷か地の神殿になるはずである。とりあえず今は雷の神殿の奥へ進んでみる。
祭壇へ行ってみると、雷のセンチュリオン・トニトルスのコアが残っていた。ということは、リリーナとデクスは地の神殿に飛ばされた事になる。トニトルスを回収し、今回の件を伝える為にも一旦サイバックへ戻り、シュナイダーに報告する事に。しかしその道中、マルタとエミルが言い争いになり、マルタは再び「私の好きなエミルじゃない!」と言ってしまう。しいなとリーガルは様子見はするものの、一行の間には更に険悪なムードが…。
さておき、サイバックに着き、シュナイダーに今回の事を伝え、リリーナが持っていた資料を返却。その時にラタトスクについて尋ねると、やはり大樹カーラーンの精霊であると確認。魔物を使い、マナの調整をしていたという。しかし、何故リヒターはラタトスクを魔王と呼ぶのか。未だにその謎は解けない。とはいえ、ラタトスクモードのエミルを見ていると、リヒターが魔王と言うのも何だか判らなくはないのだが、それでもラタトスクが憑依すると性格まで変わってしまうというのも不思議な話だし、何より元のエミルに戻ると、ラタトスクモードだった時の記憶が全く思い出せない(というか皆無)のである。何なんだろう。シュナイダーは、メルトキオの精霊研究所ならばより詳細にラタトスクの研究を行っているので何か判るかもしれないというので、メルトキオの精霊研究所へ。研究所にあった資料によると、ラタトスクはギンヌンガ・ガップと呼ばれる魔界ニブルヘイムへと続く扉を護る存在と記してあった。これでますますリヒターがラタトスクを魔王と呼ぶ理由が判らなくなる。
また研究所ではこんな話を聞く事が出来た。それは、センチュリオン・コアがエクスフィアと基本構成がよく似ているのだという。有機か無機かの違いはあれども、その性質はよく似ていると言う。エクスフィアは要の紋が無い状態では最終的にエクスフィアに侵食されてしまい、エクスフィギュアへと変わってしまう。ということは、センチュリオン・コアやラタトスク・コアがエクスフィアと似ている=コアを着けたままの状態でいるとじきコアに侵食される可能性がある…という事になる。今の所、マルタには何も起きていない様に見えるが、コレットの永続天使性無機症候群の様に、静かに、そして早いペースで進行している可能性も否定は出来ない。
そのタイミングで、地の神殿の修復工事が終わったとの知らせが。そして、落石の奥で女性が倒れているのを発見したらしい。間違いなくリリーナである。一行は地の神殿へ。到着した時にエミルが普段の人格に戻る。やはりラタトスクモードだったときの記憶が無い為、リーガル達に補足してもらって漸くその間の経緯を知る。
奥へ行くと、やはりそこにはリリーナがいた。エミルはリリーナに謝るが、気にしなくてもいいと逆に慰められる。そしてアステルについて聞くと、リリーナもアステルはリヒターに殺され、その後アステルが遺したラタトスクに関する資料を奪って姿を消したと話す。確たる証拠は無いがそう思わざるを得ない、と話すリリーナ。更に、アステルには首に星型の痣があったという。リリーナが去った後で確認すると、全く同じ場所に同じ痣があるのを発見。これでエミルとアステルが同一人物だとすると、頻繁に見ていたリヒターに殺される夢とは、失われたアステルの記憶なのかもしれない。
さてリリーナの話では、デクスもここに飛ばされたらしいが、出口とは逆の方向へ逃げたらしい。祭壇へ行ってみると、そこにはやはりソルムのコアは無く、ロイドが盗んで行ったという形跡も無い。という事は、ソルムのコアはやはりデクスが持っているという事になる。テネブラエが魔物の気配を感じた方向へ進んでみると隠し通路を発見。奥へ進むと、ルーキンという魔物が。ヴァンガードはルーキンを乗り物扱いにしていたようだ。どうもここから隣の大陸にある鉱山らしき所まで行けるらしい。
しかしそれを聞いたリーガルが不安な顔になる。着いてから判った事なのだが、その鉱山とはかつてエクスフィア鉱山だったトイズバレーだったからだ。前作のED後で爆破して閉鎖したはずだったのだが。しかし見てみると新たに採掘された可能性は低いらしい。とはいえ、このまま野放しにする事は出来ないので、この事を知らせる為にアルタミラへ。
しかしその報告の最中でヴァンガードがアルタミラの街で暴動を起こしたという情報が入ってくる。何でも、レザレノがマルタを監禁しているから解放しろと要求しているらしい。しっかし、何て身も蓋も無い事を言い出す連中なんだろうねぇ…。まぁ、幹部がどいつもこいつもアレだしなぁ。
そんな中、マルタがヴァンガードの言い分に腹を立て、話をつけてくると言って飛び出していく。流石に野放しには出来ないので追いかけてみると、街の中はヴァンガードで溢れていてホークまでいる始末。一行はホテルに逃げ込むが、運悪くアリスが待ち構えている。そして、マルタを引き渡さなければアルタミラを爆破すると言い残し去っていく。リーガルはレザレノの人達と、しいなはミズホの民と、それぞれ善後策を考えるべく一旦離脱。エミルとマルタはホテルの最上階で休息を取る事に。しかしホテルで話しているうちにマルタは結局ヴァンガードの元に行くのが一番だと結論付けてしまう。慌ててマルタを止めようとするがテネブラエに制止されてしまう。何とかテネブラエの制止を振り切り、ロビーへ下りた所でリーガルとしいなが合流。マルタの事を話すと、ある作戦を出す。ヴァンガードが占拠しているカジノに潜入し、爆弾の起爆装置をヴァンガードから奪い取れば街の人達を助ける事が出来、マルタも助け出せるという算段だ。夜になるのを待って、カジノへ向かう事に。
カジノでアリスに取り次いでもらうと、案の定、そのまま牢へ。でもそこにマルタがいた為何とか間に合ったようだ。電源回路を遠隔装置で遮断し、牢を脱出。鉢合わせになったホークから起爆装置を奪い、後は壊すだけ…という段階になった時、タイミング悪くブルートが現れる。マルタは必死で説得しようとするも、聞く耳を持たず。そのまま戦闘になるがすぐに終了。全く歯がたたないのはソルムのコアを持っている為のようだ。デクスから取り上げたようである。とりあえずここから逃げようとするが、エレメンタルレールの乗り場でブルートに追いつかれてしまう。ここでリーガルが1人残り、ブルートを足止めするという。リーガルの決心を悟ったしいなはエレメンタルレールを出発させる。
しかし街を出ようとしてアリスに見つかってしまうが、そのタイミングでプレセア参上。…や やっと登場したよぷれぷれ…! プレセアは、アルタミラが占拠されたと知って、ミズホの民達と一緒に行動していたらしい。しいなはプレセアにエミル達を託し、リーガルに加勢すべく再び街の中へ。エミル達はプレセアと共にアルタミラから逃げる事に。だが途中でヴァンガードの検問に引っかかってしまう。これをプレセアの機転で何とかすり抜ける事に成功。
そうして逃げ延びた先は、ドワーフ・アルテスタの家。アルテスタは快くエミル達を迎えてくれたのだが、休む間もなくヴァンガードに見つかってしまう。しかも追ってきたのはルインを襲ったマーテル騎士団のマーグナー。しかしマーテル騎士団所属というのは嘘であり、実際にはヴァンガードの幹部であったようだ。マーグナーがヴァンガードであった事はマルタも知らなかったらしい。何とかマーグナーは倒せたが、マーグナーから信じられない話を聞く。ブルートは、アルタミラからシルヴァラント王朝の復活を宣言するというのである。しかも、王立軍がアルタミラの暴動を鎮圧出来ない様にするために、各地で暴動を起こしているのだという。
こんな話を聞いてしまうとアルタミラへ向かいたくもあるのだが、アルテスタは「ラタトスク・コアを奪われない様に逃げるのが先決」だという。ヴァンガードはラタトスク・コアを使って魔導砲を復活させようとしていると知っているからここまで逃げてきた。しかしそれしか方法が無いのかと悩むエミル。悩みながらも、一行はミズホへ。
ミズホにはセイジ姉弟が。リフィルの話を聞いて、絶望に打ちひしがれようとしているマルタ。しかしリフィルはまだ勝機はあるという。まずはイガグリ老に会って話を聞くことに。
リフィルの勝機とは、ヴァンガード総帥であるブルートを討つ―――――つまり、マルタの父を殺すという事である。指導者を失えばヴァンガードは自然に瓦解するだろうと。殺すのではなく、捕らえられればベストだが、どちらにせよブルートには死んでもらわなくてはならないであろう。話を聞いていたイガグリ老はミズホの民をアルタミラへ送り込む事を決める。リフィル達もアルタミラへ乗り込んで戦う。だがリフィルは、エミルとマルタには「残れ」という。ラタトスク・コアを奪われなければ最悪の事態を回避できるからだ。リフィルはエミルだけを残すつもりで(…と後で判る)残る様にと言っているのである。
それを容認したマルタに、エミルは「お父さんと話をしないの? 何の為にヴァンガードを抜けたの? 肝心な所は人任せなの? 誰かがお父さんを捕まえたって、その後もずっと2人は親子なんだよ?」と話す。それでもマルタが決心しきれずにいると、ミズホにもヴァンガードが襲ってくる。これをみて、漸くアルタミラへ乗り込む事を決心するマルタ。逃げてばかりじゃいられない、そう覚悟を決めて。
アルタミラへ着いた所で、おろちから状況説明を受ける。ヴァンガードはレザレノの第2社屋に本部を構えたらしい。プレセアの話では、ホテルから従業員用の通路を使って第2社屋へ入る事が出来るらしいので、それを使っての潜入を試みる。
しかし地下通路に着いてみると、プレセアとジーニアスが不調を訴えた。どうやら、ソルムのコアが暴走に暴走を重ねた影響で、持ち主はおろか街全体にも影響を及ぼしているのではないかというテネブラエ。今回の作戦が長引けば、ラタトスクの加護を受けていないプレセア達が錯乱する可能性がある。一刻も早くブルートの元へ向かう事に。
警備室で見取り図を調べてみると、直通のエレベーターがあると判るが、厳重な警備が敷かれているだろうからという事で二手に分かれる。リフィル達は直通のエレベーターで、エミル達は非常階段を使って、それぞれ最上階まで向かう事に。
が、その途中でアリスの策略にハマり、マルタ離脱。ソルムのコアを取り上げられた影響で錯乱したデクスと共に部屋に閉じ込められてしまうが、偶然現れた神子んびによって脱出する。2人はロイドに会えたらしく、丁度その頃アルタミラがヴァンガードに制圧された事を知り、ここへ来たという。しかしロイドは皆と行動するのを嫌い単独行動を取っているらしい。エミルは神子んびと共に最上階を目指す事に。
攻略していくうちに行き詰ってしまったので泣く泣く中断orz