4章に突入でっす。
さてイズールドへ着いたものの、何だか非常に焦げ臭い臭いが立ち込めている。聞けば、最近カマボコグミの入った木箱が放火の被害にあっているらしい。いつも、火の手が上がる前に必ず眩しい光が発生するらしい。で、連続放火犯は捕まえたはずなのに放火が後を絶えないのだという。しかし本来の目的を果たす為に先を急ぐ事になるが、放火魔が脱獄したという噂が蔓延している為船が出ないという。一行は放火魔に事情を聞く事にする。
しかし、牢に入っていたのは何とレザレノ会長・リーガルだった。しかもリーガルはどうも無実の罪を着せられて牢に繋がれている様だった。が、それを証明出来る筈の人物は煙を吸った為昏睡状態。その人物・ベルクの容態を見たリフィルは、ベルクがピッカリカエルの毒にやられたと診断。解毒には、カンベルト洞窟に自生するローズマリーがいるというが、そのローズマリーも今では手に入り難くなっているらしい。
その前後のやり取りで、エミルが戦闘時以外でも性格(人格)が豹変してしまう事(以後「ラタトスクモード」と称する)が相次ぐ様になり、エミルもこれに関して悩み始めるようになる。ローズマリーの件でリフィルはエミルにカマをかけたようで、そこからリフィルはエミルのラタトスクモードに関して何か確信めいたものを得た様だが、それが語られるのはもっと後。現段階で推測されるのは、ラタトスクの騎士としての契約を結んだ段階で、エミルの人格がラタトスク・コアにじわじわと侵食されてじわじわと暴走し始めているのではないかとも見れる…けど、今の段階じゃ判んないし。
カンベルト洞窟へ来てみると、どうもこの所の異常気象でローズマリーが枯れてしまっている。奥へ進み、残っていたローズマリーを発見するのだが、日が届かない所為で成長していない。そこでソーサラーリングで光を当ててやるとローズマリーが蘇る。これを持ち帰り、早速ベルクに治療を施す。ベルクは目覚めるなりリーガルの元へ。
リーガルが着替えをする為に宿へ。合流すると、リーガルは囚人服から会長の服に着替えていた。ここでリーガルから、ロイドがフラノールへ向かった事を教えて貰える。リーガルもエミル達に同行するという。一行はフラノールへ向かうべく港へ行くが、ここでエミルが今回の放火事件を解決したいと言い出す。確かにセンチュリオン・コアとロイドの事も気にはなるのだが、この放火事件についてもスッキリさせたいらしい。そこでセイジ姉弟には先にフラノールへ行ってもらい、エミル・マルタはリーガルと共にイズールドへ残り、ピッカリカエルの発熱行動を抑える策を練ることに。
一連の放火事件が全てカマボコグミのあった箱で起きている事から、ピッカリカエルはカマボコグミを食べる→高カロリーを吸収する→発光・発熱が起こる…というメカニズムによって引き起こされていたと判明。しかしテネブラエの「あり得ない」発言にエミルが突如ラタトスクモードになる。で、カマボコグミでピッカリカエルを誘き出す事になってしまう。カマボコグミはベルクしか作れないので、ベルクの元へ。しかしカマボコグミは全て燃やされてしまって在庫が無く、更には材料であるジェリーフィッシュも切らしてしまっている。一行はトリエットへ向かい、ジェリーフィッシュを釣り上げてベルクに引渡し、カマボコグミを作ってもらう。
そして港で大量のカマボコグミを積み上げて、ピッカリガエルが来るのを待っていると、奴はすぐに現れた。やはり、ピッカリガエルはカマボコグミに釣られていたようで、火事の原因もピッカリカエルがカマボコグミを食べた事によるものだったと判る。放火事件が解決した所で、一行もレザレノが用意した高速船に乗ってフラノールへ。
ところが、フラノールに着いてみるとそこには「血の粛清」を思い出させる様な惨劇が広がっていた。街の人に話を聞くと、どうやらロイドが襲撃したらしい。これを聞いたリーガルはショックを隠せず、エミルもラタトスクモード寸前まで来ていた。しかもすぐにロイドと遭遇してしまう。が、ロイドはやはりリーガルの言葉にも耳を傾けないままだ…。リーガルは「自分の知っているロイドではない」と話す。そして、ロイドを変える事になった原因を知り、ロイドを救ってやる為にも旅を続けさせて欲しいと申し出る。しかし今は手分けしてフラノールの人々を救助する事に。
エミルが教会に向かうと、中には何やら異様な臭いを放つ男がひとり。しかも超キモイ。男は語るだけ語ってそのまま立ち去っていった。…なんなんだこの変人はw
救助作業を粗方終えた所で、フラノールへ先行したセイジ姉弟とセンチュリオン・コアの行方を追い、氷の神殿へ。リフィル達は氷の神殿にいた。どうやら襲撃事件の前にフラノールを離れていた様だ。フラノールの惨劇がロイドによる物だと知った二人は再びショックを受ける。そして、氷の神殿にあったグラキエスのセンチュリオン・コアは、フラノールのアクセサリー屋が持ち去ってしまって鎮座されていないらしい。普通の人間がコアを持つと心が暴走する―――――その話を聞いたリーガルは、ロイドはコアの影響を受けて心変わりしてしまったのでは、という事を言い出す。可能性としては否定は出来ないが、別の理由があるかもしれないという気もするのもまた事実。うーん。
とりあえず、セイジ姉弟はロイドを追う為に再び別れ、エミル達はフラノールに戻り、コアの行方を聞くべくアクセサリー屋を訪ねる。しかし、コアを持ってるはずの本人はおらず、またコアの買い手も付かなかった事から氷の神殿へ返しに行ったという。何かきな臭いが、再び氷の神殿へ向かう事に。
氷の神殿も異常気象の煽りを受け、神殿全体がセルシウスの涙で覆われた状態だった。元々の原因はラタトスクが眠りに付いている事なのだが、セルシウスの涙に関してはグラキエスのコアの暴走が原因ではないか、とテネブラエ。しかし祭壇へ行ってみるものの、グラキエスのコアは無いまま。ロイドかと思われたが仮面が落ちていないのでロイドではない。そこでリーガルは「アクセサリー屋に騙されたかもしれない」と話す。先程会った店主は見覚えが無い人物だったという。危険を感じた一行は一旦街まで引き返そうとする。
しかしここでヴァンガードが現れ、マルタが連れ去られてしまう。残されたエミル達が後を追うと、そこにはマルタを殺そうとしているリヒターが。リヒターはエミルに静止する暇を与えず、アクアの放った魔物でエミル達の注意を引かせる。しかし魔物を退けた刹那、リヒターはマルタを刺してしまう。そして、額のラタトスク・コアを持って去ろうとする。ここでエミルが一気にぶち切れてラタトスクモード発動。しかしリヒターには逃げられてしまう。
ところが、リヒターに刺されて死んだはずのマルタが、しいなと共に登場。しいなは、たまたまフラノールが襲撃された時に街の中にいて、アクセサリー屋の主人がヴァンガードに拉致される所を見ていたらしい。主人を助けようと氷の神殿に来て、そこで罠にハマっているエミル達を見つけたというわけだ。とにかく、しいなと一緒に氷の神殿を抜ける事に。
しかし、その途中で香水くさい変人・デクスと、アリスに遭遇。アリスは戦う気満々だったが、しいながセルシウスで凍らせて暫く身動き出来ないようにした。その隙に氷の神殿を脱出。
フラノールに着き、改めてしいなに話を伺うと、しいなもロイドが心配で探しているという。セイジ姉弟がロイドを追っている事を聞いたしいなは、エミル達の旅に同行する事を申し出る。エミル達に付いて行けばロイドに会えるかもしれないと考えたようだ。もしロイドが心変わりしてしまったなら目を覚まさせるのだ、と。
で、結局グラキエスのコアに関しては振り出しに戻ってしまったので、一行は再びアクセサリー屋へ。すると、グラキエスのコアはメルトキオへ行ってしまったらしい。貴族に売りつけるつもりらしい。急いでメルトキオへ向かう事に。
次からはちょっととんでもない方向ですよ…。それと、第3章で触れられてたマルタの父親が何者であるかというのを予想していたんだが、その予想が当たってしまったみたい…。