期待半分不安半分なラタトスクの騎士を本日Wii本体と一緒にお買い上げして来ましたよ。それ以外にも余計な物を買ってしまった(クラシックコントローラーと予備のヌンチャク)ので、結局3万強の大きな痛手に。…勿論カードで分割にしたさ!(涙)でもこれでGC版のシンフォとコマミソがプレイ出来るからまぁいいか(1)。
物語は前作と同じくナレーションから幕開け…なのですが、不覚にもココで吹いたw
え、ちょw立木声だなんて不意打ちにも程があるぜ…!
待て待て待て!コレはあらぬ期待を抱いてしまうではないですか!(2)何か個人的にはリヒターと父さんて関係ありそ気に見える。だってリヒターの髪のCG処理、断髪前のルークたんと一緒に見えるし。…関係ないのかなぁ。
それはそうと本編ですよ。パルマコスタの「血の粛清」から始まるんですが、もうココを見た段階でロイドがしこたま好きな人には大変辛い(話を進めるのが)続編だという確信を得る(早い)。正直自分がこの段階でちょっと辛い…。ラタトスク・コアを抱えて逃げ回るマルタ。ロイドに刃を向けられたエミルの両親。追い詰められてラタトスクの力を発動させるマルタと、そこに表れたエミルらしき(というかエミルなんだが)少年。そして、「ルインへ行け」と言い残して両親に先立たれてしまうエミル。
その悲劇の「血の粛清」から月日を重ねたある日。謎の雄叫びで目を覚ますエミル。育ての親から、最近湖に魔物が棲み付いていると聞かされる…が。この育ての親を見てて何だかデジャヴを感じてしまったのは私だけかなぁ…。まるで態度がVPのプラチナの母親(ライア)みたいだorz
様子を見に家から出て、ルインの街を歩いていると、噴水広場にあるロイドの像の前でイベント発生。ロイドにお辞儀をしないエミルに町の人間が絡んでくるが、そこに現れたリヒターに助けられる。お礼を言うべくリヒターの元へ向かうと、リヒターに「お前は人間か?豚か?」と聞かれる。その返答に困っていると「せめて人間であれ」と言い残して立ち去っていく。ひとり取り残されたエミルだが、再び聞こえてきた雄叫びに導かれる形で、湖底の洞窟へ。
その入り口で魔物に遭遇し、もうダメだと思ったところにマルタが登場。…おお、ちょいツンデレだw でもデレの方が大きいな。釘宮理恵女史といえばツンデレをやらせたら右に出るものはいないとの話ですが(笑)、マルタはツンデレじゃないよねどう見ても…。ロイドやコレットに対してだと多分ツンだと思うけど。
マルタと別れたエミルは再びルインへ戻る。そのマルタの額に赤い宝石が付いていたのを見たエミルは、マルタを探しているらしいリヒターに伝える為にルインの街の中を駆け回る。町長の家に立ち寄るとリヒターがいて、マルタの事を伝えると、リヒターはイキナリ血相を変えてマルタは何処にいるとエミルに詰め寄る。町長の手引きによりエミルはリヒターの水先案内を務めることになり、再び湖底の洞窟へ。
セーブポイントの前の扉でここで待っているようにと言われ、エミルをおいて先に進むリヒター。だが、その先でマルタの悲鳴が。駆けつけてみると、何とリヒターがマルタに襲い掛かっている。リヒター曰く、マルタはラタトスクを使って魔王を目覚めさせようとしているのだという。ラタトスクが目覚めると世界が滅亡してしまうらしい。しかしマルタが言うには、ラタトスクは魔物の王であって魔王ではないのだとか。その場にいたエミルはマルタを逃がす事に成功するが、リヒターの阻止には至らなかった。リヒターに連れ添うセンチュリオン・アクアの呼び出した魔物によって追い返されてしまう。
再び振り出しに戻ったエミル。と、そこに「契約するのです」という声が。その声と共にエミルの前に現れるは、精霊ラタトスクに仕える闇のセンチュリオン・テネブラエ。テネブラエより、マルタはかつて「血の粛清」で自分の命を助けてくれたエミルを「ラタトスクの騎士」に選定したと聞かされる。契約を交わせば、精霊ラタトスクの力を借りてマルタを守れると聞かされたエミルは、テネブラエと契約を交わす。そしてその力でアクアを退ける。…なんですが。
急にエミルが怖い人になっちまっただあよ…!(戦闘で)
アニスの裏の顔も相当キてると思ったが、こりゃあ想像以上だよ…。で、戦闘してない時とのギャップがべらぼうに激しすぎるorz
更に途中で魔物と契約してみたりして先に進む。しかしその先には手負いのリヒターが。リヒターはロイドにやられたらしい。その先にはマルタがいるため非常に危険である。エミルはテネブラエを先に向かわせ、自分はリヒターを助けるべくアクアを呼び、リヒターを託した所でテネブラエの後を追う。
追った先にはロイドとマルタが戦闘中だった。エミルはあのパルマコスタの「血の粛清」の事(主に両親のこと)を尋ねるが、ロイドは聞く耳を持たない。一応戦闘にはなるが、ロイドの一撃で全滅。鎮座してあったラタトスク・コアはロイドによって持ち去られてしまう。ロイドがラタトスク・コアを集めているってことは、この世界の異変の原因をマーテルから聞いたって事なのかなぁ。うーん、謎だ。そしてあのダッサイ仮面もまた謎だ(笑)。手先器用人なのになぁ…
とりあえず、この洞窟を抜けるべく先へ進む。抜けた先は、かつてマナの守護塔があった場所。シンフォニアだと、ボルトマン上級ルートへ進まなかった場合には、封印を解いた後でコレットが声を失ってしまうという大変ショッキングな事件が起こった場所でした…。で、そこからルインへ戻る道中でラタトスクについてエミルに説明するマルタとテネブラエ。今世界に起こっている異常気象などはすべてラタトスクが眠りについているのが原因だと聞かされる。湖底の洞窟に魔物が集まったのは、ルーメンのセンチュリオン・コアが眠りに付いている=暴走していることによるもの。マルタとテネブラエは、各地に眠るセンチュリオン・コアを覚醒させ、ラタトスクを覚醒させる為に旅をしているのだという。
そしてルインへ到着してみると、いきなりヴァンガードの手の者に囲まれてしまう。実はマルタはヴァンガードに属していた少女。ラタトスク・コアを奪って組織から逃げていた所だったようである。ヴァンガードの総帥はラタトスク・コアを渡せばヴァンガードへ戻すことを許すというが、勿論マルタは拒否。エミルを半ば引っ張る形でルインを脱出しようとするが、噴水広場まで来た所で今度はマーテル教騎士団に足止めを食らう。ロイドの命令でマルタが持つラタトスク・コアとセンチュリオン・コアを奪いに来たらしい。本当にロイドの命令なのかが非常に疑わしい所だが。
テネブラエがインプで足止めをしている隙に逃げ出すが、騎士団はマルタを差し出さねばルインをパルマコスタの二の舞にさせると言い出してくる。エミルにコアを出すように言われたマルタは単身ルインへ戻る。しかしエミルはテネブラエに「貴方はマルタに死ねといったも同然」と釘を刺されてしまう。なぜならば、ラタトスクは現在マルタを媒体としており、眠りから覚めた時に初めてマルタの元から離れるのだという。とどのつまり、眠りに付いた状態でコアを外せばマルタは死んでしまうということになる。それを聞いたエミルはマルタを追ってルインへ戻る。
その頃マルタは騎士団におとなしく捕まっていたが、しかし騎士団は「ロイドの命令でルインを粛清する」などと言い出し、あちこちに火を放っていった。マルタを追ってルインへ戻ったエミルもその餌食に遭ってしまう。…が。その瞬間、エミルから何かどす黒い光が。そこからエミルの性格が豹変。マルタの静止の言葉を受けてエミルが気付いた時には、マーグナーを足蹴りにしてのしていた所だった。これにはエミル本人も動揺を隠せなかった…。
その後、街の人からも避けられて途方に暮れている所にマルタが現れ、町長が話をしたいから一緒に来てほしいと頼まれるので、町長の家へ。
町長から、「ロイドを探して欲しい。ロイドに会って、どうして心変わりをしたのか、何故ラタトスク・コアを探し求めているのかを調べて欲しい」と頼まれる。町長は世界再生の旅をしていた頃のロイドを知っている為、今回のマーテル騎士団の蛮行も、パルマコスタの血の粛清も、とてもロイドが命令した様には思えないと話す。だからこそ、ロイドを探して真実を調べて欲しいと頼む町長。悪く言えば追放宣言とも取れるが、エミルがルインの人々から差別されている現状を考えると、町長はそれらからエミルを庇い守ろうという心の表れの様にも思える。
町を出ようとするエミルに、マルタとテネブラエが一緒に旅をしないかと誘ってくる。目的は同じなのだから、と。こうして3人(2人と1匹?)の旅が始まる。
ここまで第1章。な、何章まであるんだろうなー。章分けされている点で何だかブレス4みたいだ。まぁそんなこんなで次は第2章、次の目的地はアスカードなワケですよ。