42話。
外殻のゲゼルシャフト号前。こちらは零児達が向かう。ゲゼルシャフト号の向かいにはシルフィーの店が。そこに、先程からなぜかボケーっとしている景清。何やらそこから禍々しい鬼気を感じると言う。だが妖力を感じ取る事が出来る者には、敵の気配以外には何も感じられない。またセンサー類に関しても特に異常はないようだ。
とにかく、敵ユニットを倒しながらゲゼルシャフト号へ向かう事に。ある地点まで進むと源氏の軍勢の残党が。景清の話から、源氏の軍勢は完全にくたばってはいないらしい。景清が未だに生かされている理由も、もしかするとそこにあるのかもしれない…と。頭数を減らしつつも、何故だか景清は神経質。どうやらすぐ近くに源氏が来ているらしい。するとゲゼルシャフト号の前に義経・弁慶・木曽義仲が現れる。再生した原因は沙夜にあるようだが、その話し振りでは違うようにも取れる。どうもダイクロフトには死者の魂が集まってきているらしい。その大元はダイクロフトの中枢にあるという。で、沙夜の本当の目的は景清。草薙剣を奪おうとしているようだ。今まではソウルエッジ、今度は草薙剣。本当の狙いは?
源氏の総大将もお約束どおりに登場した所で戦闘再開。順調に数を減らしていくが、またも増援。しかも現れたのはジョーカー。ジャンガの仇討ちに来たらしい。それ以外にも、強大な力に反応して時の鍵の封印が解けかかっているとかナントカ。現段階でありうるのは神の眼か。詰まる所、死者の魂が集まってきている原因は、魔王ゾウナが所持している時の鍵の仕業だと判明。
戦闘再開、まず最初に接近して来た義経を軽〜くひねる。次は厄介な沙夜をMA主体で攻撃し、瞬華終刀を使われる前に銃の型(MA)2回(1)で終了。今回は沙夜をあっさり帰す気はない零児。逢魔の「計画」とやらが最終段階まで進んでいる事をついに見破る。計画の内容こそまだ分からないものの、最近の沙夜の行動を見れば自ずと見えてくるのだとか。沙夜は「こうなったら世界を救ってもらうしかない」と、今まで以上に意味深な言葉を残し、「次までにその意味を考えておいてね」と言い残して逃げていく。逢魔は世界を混乱に導こうとしていた組織なのだが、その逢魔が今度は世界を救えだのと言ってきた。どういう事なのだろうか。
次に厄介な頼朝を、MA攻撃とKOS-MOSの2回行動で沈める。すると弁慶と義仲も仲良く消え去る。後は残りを片付けるのみ。因みにジョーカーはHP以外は相変わらずステータスがアレなので、特に脅威でも何でもない(苦笑)。そんな訳でさくっとジョーカーを倒すと何やら真実を知る権利だのと言ってくる。様々な世界すべてを巻き込んで起こりつつある事を話すと言う。ダイクロフトが物質界に現れたのも、最後に起こる「世界の交わり」の序章に過ぎないと。だが世界を隔てる壁は既にボロボロ、何が交わるのだ…と問うが、世界が交わるという本当の意味を考えてみる事だの云々と言った直後、エネルギー反応の増大をキャッチするわや姫。ジョーカーは自爆する気だ…と思いきや、ただのエフェクトだった。とにかく重要な情報は得られた…と思いたいが。それはともかく残りをすべて片付ける。
さて一同がやはり気になっているのはジョーカーと沙夜の言葉。前者も気になるが、一番気になるのはむしろ後者。今まで散々場を荒らしておいて今頃になって「世界を救え」などと言うのだから、不思議に思わないのが逆に不思議なくらいなのだ。この戦いは間違いなく終結に向かっているはずだが、未だに逢魔の「計画」とやらは謎のままだ。そして、どの様にこの戦いに終止符が打たれるのか、それを知る者はない。
ゾウナと決着をつけたら残りは逢魔との連戦になるはず。結構な長丁場になりそうですなー…。