Chapter:43 Neverever/英雄は死なず

38話。

空中戦艦バルログ内に到着した一行。パーティを分けて、一部は甲板に、残りは内部に侵入したらしい。そして甲板で殿を受け持っているのが飛竜やアーサー、スタルーなど。戦力を分散させるなら動いた方が良いのでは…というワルキューレに、飛竜はむしろ動かない方が良いと言う。近くのカタパルトに乗ってしまうと外に放り出されてしまう危険性があるからだ。そんな話をしていると早速敵さんが登場。勝利条件・敗北条件が出た所で戦闘開始。敗北条件に「仁の戦闘不能」というのがある辺り、もしかするとデビルカズヤとも決着を付けられる可能性もあると言う事か。

そんなこんなでいつもの様に頭数をちょっと減らすと、わや姫が熱源をキャッチ。現れたのは飛燕・東風・ソロに、オーガ2体。…と、ここでギルが、飛竜が戦艦の心臓部に行かず、ここに留まった理由に気付く。それは飛燕達をここに誘き出す為。だがこちらが戦力差で負けている以上、敵戦力を分散させる事に重きを置かねば、零児側に勝機は無いのだ。更にまだ強い力を持ったものが来るとワルキューレ。予想的中、出てきたのはデビルカズヤ。だが既に三島一八の人格を取り戻したようだ。この三島一家のやりとりを見て「陽動は成功だな…」と呟くカトレット弟だが、「限度があるでしょ!」と姉に軽くツッ込まれる事に(笑)。

さて頭数を減らし、ソロと東風を退けて半数になった所でまたも増援。艦内から向かってきているらしい。今度出てきたのはジュノだ。そのジュノの話によると、後から魔界に乗り込んで来た者は他にもいるらしい。虹の橋を架けた事で侵入者が増えたらしい。まず考えうるのはザベル辺りだろうな…と思ってたらヴェロキラプトルかよ!こりゃーアロサウルスも登場するよな…と言ってたら本当に登場するし(がっくし)どうやら恐竜たちはレジーナに復讐するつもりらしい。

そうして戦闘再開、とりあえず下にいるメンバーは行動の遅いロックマンジュノはスルーの方向で。そんで、先行していたデビルカズヤをさっさと削り倒す。そうして仁が一八に引導を渡すイベントが発生。魔界で覚醒した力は、魔界村が落ちて、ドルアーガの塔もまた主を失った事により弱体化してしまったらしい。だがデビルカズヤを完全に落とす事はまたしても出来ず、例によって逃げられてしまう。また飛燕を倒すと「この艦は捨てる。星の海で待っているぞ」と言って去って行く。星の海とは宇宙の事だろう(何気にスタオを思いだすが)。この言葉に飛竜は少し疑問を持つ。何故ならば、第三の月はとうの昔に自爆したはずだからだ。となると、新しく要塞を造ったか、そもそも自爆したあれが第三の月のダミーか…という可能性も考えられる訳で。まぁその意味はもう少ししたら語られるだろうから今はとりあえずスルーっとく。

更に頭数を減らし、ジュノも上の段にやってきたので、上にいるメンバー全員で叩き潰す。そうしてロックが今度こそ引導を渡そうとするも、ますます自分のメモリーに興味が湧いたと言い、トドメを刺される前に空間転移で逃げてしまう。その後すぐに魔人カムーズとその取り巻きが現れる。突然現れたという事は、ゾウナの軍勢は空間転移技術を手に入れてしまったと言う事になろう。それを時の鍵で可能にしてしまったようだ。本来封印が掛けてあって、いくら魔王ゾウナでも手は出せない筈なのだが、堕天の騎士が持ってきた神の眼を使う事によってそれを可能にしてしまったのだ。

さて戦闘に戻り、上に登ってきたアロサウルスをスタルーとタキ&わやでさっさと沈める。今まで何度と無く逃げられていたが、今度こそ本当に倒せたようだ。更に頭数減らしつつカムーズ撃退。ダイクロフトを起動させてその後何をしたのかを話せというワルキューレだが、魔界から物質界へ上がれたら自分の目で確かめるんだな、とだけ言われ、そのまま逃げられてしまう。後は順当に数を減らし、全て片付け…と思っていたら、再びアロサウルスが。だがわや姫によると、アロサウルスに生体反応はないという。ここでブルースはアロサウルスが「ウィルス」に感染している事を確信する。こうなると下手にやられたら仲間も感染しかねない。だがジュダの言葉が切欠で、カタパルトを使って、アロサウルスを外に放りだす事に成功。

さて漸く一段落着いた所で今度は脱出する手立てを考える。艦が動いている以上、塔に橋を架けるやり方はもう使えない。地上に上手く虹の橋を架けるしか無い。…という事で、この艦のコントロールルームに行って着陸させる作業に移る。

これだと、内部班もやっぱ分かれて行動してるんだろうなぁ…。

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