36話。ドルアーガ内部侵入班に切り替わる。タイトルは平家物語「祇園精舎」の最初の文より(※Chapter:37も同じく)
途中階…という事は、こちらはソウルエッジ捜索班。上へ行く手段が階段しか無い事に嫌気がさしているシャオムゥ。それを見たわや姫がここいらで一休みする?と聞いてくる。だがそんな悠長な事は言っていられない。ギル達の安否やソウルエッジの事も気になる。タキによるとソウルエッジは近いかもしれないと言う。滅鬼丸が反応しているからだ。確証は無いが調べて見る価値はあると言う。とりあえずは手分けしてこのフロアの宝箱を調べて見る事にする。と、そんな折に現れるは源氏の軍勢。そして頼朝自らが登場する。義経や弁慶とは違う気を纏っているとタキ。
何時までもこんな事をしていられないので戦闘開始。何体か数を減らし、景清&たろすけと御剣のMAで頼朝に攻撃を仕掛けるとイベントが発生、今手元にある三種の神器の力を解放し、その力を以って景清が頼朝に斬り付ける。だが、後に現れた義経らの話から、やはり頼朝は討てなかった様だ。やはり草薙剣が無ければ斬る事は出来ない。その代わりとしてソウルエッジは使えないのか、とわや姫。こうなると、何としてもソウルエッジを見つけ出さねばならない。更に数を減らすと会話イベント発生。頼朝以外を斬っても無駄。その上頭を潰せないと言う時点で手詰まり。そこで景清はソウルエッジの場所は判らぬままか、とタキに聞いてくる。と、その時滅鬼丸が反応を示し、すぐ後に違う部屋からソウルエッジの分身・シャレードが出てくる。これでソウルエッジがその部屋にある事を確信。更にこの非常事態に沙夜も出てくる。本当にうっとおしい奴め…!(怒)
こうして勝利条件が「24ターン以内に味方がソウルエッジに隣接する」になり、敗北条件が当初よりあった「景清&たろすけの戦闘不能」に加え、「24ターン以内に味方がソウルエッジに隣接できなかった」となる。現在4ターン目なので残り20ターン。丁度近くにタキがいるので、タキを向かわせる。沙夜に狙われなくても良い様に隠密で雲隠れ。更にスキルを使って2回行動出来るようにすると、たったそれだけでソウルエッジに到着。回収しようとするとエネルギーが増大。景清がソウルエッジに急接近し、剣を握るや否やエネルギー反応が急激に上昇する。最悪な事に空間の歪曲が始まってしまう。すると景清の持っている刀が変化し、探し求めていた三種の神器の最後のひとつである、神剣・草薙剣になる。草薙剣は元より景清の傍に常にあったらしい。おそらく、ソウルエッジの妖力によって剣に掛けられていた封印が解かれたのではないか、と。そしてソウルエッジは空間歪曲によりまたも消える。そして沙夜も謎の言葉を残してさっさと撤退。だが今は沙夜を追いかける事は難しい。だが、それを差し引いたとしても、これで頼朝を倒す手立ては全て揃った事には変わりは無い。今こそ源氏の軍勢とは雌雄を決する時なのだ。しかし頼朝は悪足掻きとばかりにドルアーガの兵隊を増援として呼び、自分はフロアの奥へと逃げる。あの慌てぶりからすると、景清の刀は矢張り本物の草薙剣のようらしい。
こうして勝利条件・敗北条件共に変更になった所で戦闘再開。要人優先で頭数を減らし、頼朝以外を全て殲滅させる事に成功(ボロボロにはなったけど)。そして最後に残った頼朝も何とか削り倒す事に成功。そして景清がトドメを刺し、景清は漸く本懐を果たす事が出来た。それなのに無言を貫き通す景清。頼朝を討った時には自分の身体も散るはずが、まだ散らずに残っている事を疑問に思ったらしい。
とんだ足止めを食ってしまった一行はギル達を追う事に。ローズによると時間はあまり無いらしい。その一方で零児は沙夜の行動が気になるらしい。沙夜にはソウルエッジを手に入れる算段があるのかもしれないと読むキング。逃げる為の口実…とも言えるが、あんななりでもプライドはいっちょ前に高いあの女がその様な無様な嘘を付く筈は無い、とも思う。
さて次で魔界ともオサラバ出来たらええのぉ…。