Chapter:39 Fallen/さらば、魔界村

34話。そろそろ魔界村との決着か?…否、ドルアーガやゾウナだけでなく、本当に逢魔やジェダとも関わりがあるのであれば、まだだろうな。あと最近のは知りませんが、アルファ外伝辺りのスパロボだと、大体この辺りから敵勢力が1つずつ減り始めるんですが、この段階に来てもナムカプではその傾向全く無いし…。行く所までは行ってるんだけど、始末する寸前でトンズラされてばっかってカンジ。そろそろ源氏の勢力とオクティ族辺りは決着付いても良さそうなんだが(ロックマンジュノはシャドルーとつるんでる辺りまだ決着付きそうにな…)。

そうして到着した、アスタロトの玉座の間。ここでユニット編成。ここでの編成は強制参加メンバー+選択7ユニット。今回は長丁場になりそうなので、回復スキルor補助スキル・MA・攻撃力等を重視。シオン&モモ(MAとメディカオール)・KOS-MOS(MAと攻撃力)・ロックンロール(遠距離攻撃可)・さくら&かりん(MA・敵ユニットの必殺値を下げるスキル所持)・マスヨ&ひろみ(MAと遠距離攻撃可)・クロノア&ガンツ(MA・遠近両方での攻撃が可・全味方ユニットの全能力を一定時間アップさせるスキルを所持)・ローズ(ジャッジメント)に決定。さてアスタロトがいるはずの玉座に辿り着いたのだがヤケに静かだ。索敵をするにしても、近距離なら何とかなるがセンサー系は正常に機能しない模様。よって正確な状況判断は極めて困難。そんな事を言っているとどんどこ兵隊が現れる。が、出てくるのは骸骨と赤い悪魔のみ。こんな状況でも普通に喧嘩をおっ始めてしまうデミトリとモリガンに呆れ顔なひろみ&マスヨ。この状況、ローズの占いではあまり良くない結果が出ていると言う。今までのパターンからすれば、必ず何かを仕掛けてくるのは目に見えて判っている事だ。姿を見せていない者は何時何処から来るかは予測できない。十分に注意しつつ戦闘開始。

さて敵ユニットを半分まで減らす。本当にいないのかと思うが、アーサーは間違い無いと言う。すると自分達が来た方向から熱源が接近してくる。そこに現れたのは堕天の騎士とジュダ。そしてアスタロトが反対から出てきて挟み撃ちにするのであろう。スタルーはリオン…もといジューダスに、堕天の騎士に組する理由を話せと詰めよるが、もう自分には関わるなと返す。そしてアスタロトの居所を聞こうとする魔界の住人。魔力は感じるがどうも違うものを感じるらしい。その後堕天の騎士は増援として黒いサンドラ族と黒いコアクマン族を出してくる。その話の流れから、ジューダスには手を出さないでくれとスタンが言ってくる。いつぞやのわや姫やリリスの時と同パターンだ。こうして勝利条件が「ジューダス以外の敵ユニットを倒す」に、敗北条件が「ジューダス・スタルー・アーサーの戦闘不能(※スタルー・アーサーの戦闘不能は最初から)」に変更となる。

そうやって頭数を減らしているとやっとこさアスタロトが現れる。よくここまで来たな、という言葉にアーサーは、レッドアリーマー・ジョーカーが鍵を落として行ったのを知らない事に疑問を感じる。そして何よりも、アスタロトが現れたというのにジョーカーの姿が無い事が一番不自然だ。今し方目の前に現れたアスタロトが影武者では無いかと読むシャオムゥ。だがモリガンはこんな強い魔力を持った偽者がいるとは思えないと言い、ワルキューレもまた、感じる力は本物に間違い無いと断定する。そんな事をしている間にドルアーガの兵隊を増援として出される。その中にはクォックスの分身の最後の一体・ブラックドラゴンが混じっている。そして編成が上位のナイトである事から、ドルアーガは完全に力を取り戻したようだと知るギル。こちらも総力戦覚悟で挑む事に。

そしてまず先にブラックワルキューレを仕留める。だがまたしてもトドメを刺す事すら儘ならず、重要な事を聞き出せなかったばかりか、そそくさと逃げられてしまう。だが去り際に言っていた「魔界村の全貌」という言葉が妙に引っかかる。更に頭数を減らした所で強い魔力を感じ取るリリス。するとアスタロトが逃げ、揺れが生じる。モリガンがアスタロトに極めて近い…もとい本物と同じ魔力を感じた事から、どうやら奥から本物のアスタロトが来る様だ。矢張り今いるアスタロトは偽者だったという訳になる。そのモリガンの話を聞いていたジューダスは、そんなヤツがまだここにいるのかと少し動揺している。すると後方から堕天の騎士が舞い戻り、前方にはアスタロトが2体になり、少しテンポが遅れた後に、正真正銘の本物が出てくる…と思いきや違う事に気付くアーサー。玉座に現れた魔物はネビロスと名乗る。この事を知っていたのかとギルに聞かれるが、アーサーは否と返す。だがここが自分の知っている魔界村ならば、何が起こっても不思議では無い…と付け足す。そしてネビロスは、アスタロトは以前アーサーに魔界村を攻め落とされた責任を取らせる為、魂を真っ二つにして自分の人形にしたのだと言う。信じられないとルーティが呟くと、クォックス・シルバードラゴン・ブラックドラゴンもまたアスタロト同様に魔力で三分された存在だとカイが話し、悪魔の力はそれすらも可能なのだと付け足す。そんな最中にレッドアリーマー・ジョーカーが登場。アスタロトがおかしいと気付き、様子を見ていたのだと言う。自分の仕える主が本当の主かと言う事を。それを見たネビロスが命令を下すが、自分が仕えるのはアスタロト只1人だと、ネビロスの命には応じない構えだ。そして、魔界村は既に魔界村ではなかったと気付かなかった事に不覚を取ったとぼやく。そう話したジョーカーは身を引くと言い、アスタロトに幻想界でダイクロフト(1)が浮上したのを確認した旨を伝えて撤退。

だがジューダスが言う様に、あれは神の眼がなければ起動できないはずの物。ここでジューダスは、自分が取り返そうとした神の眼を持っているのが、堕天の騎士では無いと気付く。どうやら堕天の騎士はゾウナに神の眼を手渡したらしい。神の眼を追っていた者たちにとっては最悪の予想が当たってしまった。堕天の騎士はそれと引き換えにゾウナの兵士を手に入れたようだ。そして堕天の騎士は、魂が解放されても尚ジューダスが自分に従っていた理由が、自分から神の眼を奪い返す機会を伺っていたのだろう…と、あっさり見抜いてしまう。とうの昔に神の眼をゾウナに渡したと言う話から、前話で引き連れていた機械兵士はおそらくダイクロフトに配備されていたものだろう。話をまとめると、零児達がピラミッドに潜入していた頃には、神の眼は既にゾウナの手に渡ってしまっていたと言う事になる。それを聞いて「またしくじったのか…?」と呟くジューダスに「失敗なんかしてない、何処にあるのかが判ったんだから取り返せばいい」とスタン。そして、これで自分達と戦う理由は無くなったんだと付け足す。その前にけじめをつけると言い、ジューダスは堕天の騎士に攻撃を仕掛けるが、返り討ちに合う。そのジューダスにスタルーが加勢してMA発生、堕天の騎士を退ける。堕天の騎士はまたも意味深な言葉を残して今度こそ撤退する。「引きずり出した」とはネビロスの事なのか(どーでもいい話ですがシンフォニアの魔剣ネビリムと混同してうっかり「ネビロム」と言ってしまいそうになります←アホ…)、それとも…。

ここで三度勝利条件と敗北条件が変わり戦闘再開。最優先でアスタロト×2→ネビロスの順番に倒す。ネビロスを倒すとアーサーがトドメをさすイベントが発生。アスタロトが目で見た情報しか知りえていなかったから、お前の知る自分は以前の自分だった。今の自分が得た仲間の力を侮ったのが最大の敗因だとアーサーは語る。ネビロスを倒すと、残りの敵ユニットもいっせいに撤退。これで終わったのか、とギルに聞かれると、とりあえず…としか言えんな、とアーサー。とその時、建物が崩れようとしている。ネビロスの魔力によってこの場は支えられていたようだとシャオムゥ。外のメンバーと合流して急いで脱出する。

場面は変わって、ここは地底湖。アスタロトも失い、ネビロスも失ったこの界隈には、行き場を失った魔力が渦巻き、暴走状態になっている。とにかう急いで元来た道を戻ろうとするが、この地底湖がドルアーガの塔に通じているはずだ、とギルが道を引き返す事を否定する。どこかに抜け道は無いものかとシャオムゥが呟くと、KOS-MOSが空気の流れを感知したと言い、先に行ってしまう。一同は先行したKOS-MOSを追いかける事に。

何とか地上に抜け出し、ドルアーガの塔まで辿り着く事が出来た一同。ギルの話によればドルアーガの居場所は59Fで間違い無いと言う。気配を感知されていると思っても過言じゃ無いこの状況、最早一気にそこまで駆け上がるしか無い。だがあそこにはソウルエッジもある。そこで、一気に59Fへ向かう隊とソウルエッジ捜索隊とに分ける事に。また敵に気付かれているのであれば矢張り殿も必要だ。という訳でいつもの様に3分割する事に。

と、ここでフェードアウト。とりあえずは、まず魔界村の勢力が落ちました。漸く終盤に近付き始めたって事かなー。でもドルアーガと源氏もまだ残ってるし(まぁこの2つはあと2〜3話程度でケリ付けられそうですが)、シャドルーも残ってるし、グランドマスターの連中もいるし。あとはジェダもドルアーガやゾウナ、もしくは逢魔のどちらかに本当に通じているのか、ってのも気になる。因みに逢魔と組むならば、「神体」を造ると言う目的で何となく組めそうな気もするわけで。…考えすぎかな。

  1. 出典元:TOD。天地戦争時代に存在した空中都市群の首都。その中に無差別地殻破砕兵器・ベルグラントが装備されている
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