Chapter:37 Reason/祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり

32話。今度はどの隊が来るのかしら。

今度は魔界村内部。豪鬼を追ってきたリュウが登場。そしてそれを追っかけてきたケン・さくら&かりん・ローズ・仁が到着。焦るリュウに「豪鬼の挑発に乗ってはいけない」とローズ。殺意の波動を乗り越えたリュウに豪鬼が望んでいる事は只1つ…と言った所で、それがベガの事だと知るリュウ。そんな所を魔界村の兵隊に囲まれてしまう。だがタイミング良くマスヨ達が追いついた為大事には至らなかったが。リュウ達を取り囲んでいる兵隊の中に源氏の軍勢の骸骨兵がいるのを見ると、頼朝達は矢張りここを通っていったというのが正解なのでは、とわや姫。だが景清は別の可能性もあるとしてやや否定気味だ。もし頼朝がドルアーガだけに限らず魔界村とも通じているとすれば、魔界村中にばら撒かれている可能性もあるからだ。ただ現時点ではリュウ達の援護を最優先すべきだとKOS-MOSが釘を刺す。

という訳で戦闘開始。軽く2体倒した時、豪鬼の波動を感じるリュウ。ローズも視線を感じたという。何処かで見ているのであろう。早くずらかった方が…とたろすけも言うが、リュウは豪鬼の真意を知りたいという。するとそこにKOS-MOSが熱源をキャッチ。増援が来るようだ。その増援で現れた義仲の話から、ワルキューレ達は地底湖に向かったと考えて間違いは無く、そこがとりあえずの目的地とするべきだと判断。すると反対側からドルアーガの軍勢が登場。挟み撃ちにあってしまったようだ。気前良く自分の軍隊を貸し与える物なのだろうかとローズは不思議に思うが、ドルアーガが頼朝に手出し出来ない理由は、景清が一番知っていた。三種の神器が全て無くては、いくらドルアーガといえども頼朝をねじ伏せる事すら叶わないからだ。

そんなこんなで戦闘再開。このまま増援(特に沙夜…)が現れない事を祈りたいが。更に頭数を減らしていくと豪鬼がやっとこさ登場。センサーに反応が出なかった為か、モモが動揺を隠せずにいる。だがKOS-MOSは至って冷静(笑)。わや姫やひろみのセンサーも感知できなかったようだ。やはり豪鬼は高見の見物をしていたようだ。豪鬼が降りてきた所でローズは質問を投げかける。リュウは殺意の波動を乗り越えた―――――それで己の目的は達せられたのでは無いのか、と。だが豪鬼は越えてなどいない、取り込まれなかっただけだ、とこれを否定する。その証拠に「悪しき心の力を持つ男」―――――ベガは未だに倒れてはいないと続ける。豪鬼はリュウがベガを倒す事こそが、真の意味で殺意の波動を乗り越えた証だ、とでも言いた気だ。

という訳で義仲はさほど脅威でも無いのでとりあえず放置プレイにして、豪鬼を削り倒す。だが豪鬼はベガを倒すほどの力はまだ無いと言う。そうして何も言わずに去っていく。…もう慣れっこですが(慣れるな)。ローズはリュウに、貴方がベガを倒さなくてはならないと話す。豪鬼を退けたら後は順当に数を減らしていく事にする…が。今度はシャドルーとつるんでいたグランドマスターの手の者が現れる。自分達を偵察と言った辺りから、魔界に本隊が来ているのでは無いかとマスヨは睨む。更に今度は景清・御剣・零児のドッペルを出してくる。とにかく今は全てを殲滅させてベガの事を聞きだす事を最優先にする。

で、結局全ユニットを殲滅させたものの、重要な情報は何1つ得る事は出来ず。しかし次の行動は決めねばならない。このまま先へ進んでワルキューレ達と合流するか、入口まで戻って零児達と合流するか。連絡は電波の状況が悪いため殆ど出来ない状態。そんな時に前へ進むべきだと言うのは超戦士。中枢に近い方がどう考えても苦戦するのは目に見えて判っているからだ。それにどの道目的地はあの先なのだから、今更引き換えすのは性に合わん、というのは御剣の弁だ。こうして一行は地底湖を目指す事に。

次辺りで今度はジュダかな…?スタルーは中枢に向かった隊の中にいるし。

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