Chapter:34 True Force/真なる力の覚醒

29話。

ここは意識の狭間とかいう所らしい。そこにいたのは先程のマップでいなかった零児達残りのメンバー。どうやら物質界でも何処でもない、物凄く妖気の強い場所に飛ばされてしまったらしい。そして零児の傍にいたのがタキ&わや姫と御剣のみ。…と思ったら向かい側にコマンドーチーム+ガイ、コマンドーチームの向かい側にはさくら&かりんとジャス学の教師ズ、その隣にはケン、更に離れた所には春麗&キャミィと仁が。状況を確認したその時、滅鬼丸がまたも騒ぎ始める。滅鬼丸が反応を示すのはソウルエッジが近くにいる時。するとマップ中央に予想通りソウルエッジが現れる。そして間髪入れずに剣からシャレードが出てくる。また飛ばされるのか…という話になるが、エネルギーは安定しているようだ。詰まる所エネルギーが安定しているからこその分身ではないのか、という話になる。

ともかくこの空間から抜けなくてはいけないので戦闘開始。シャレードを2体倒すとデビルカズヤが現れる。だが少し様子がおかしい。この気の乱れはリュウが殺意の波動に目覚めた時によく似ていると感じるケン。デビルカズヤは、どうやら黄金の種がモモによって奪われた事に気付いていないらしい。その為、三島一八の本来の人格が出てきているらしい。それを押え込んでいた黄金の種の代わりにソウルエッジを奪いに来たと、かりんはデビルカズヤの目論みを看破する。だがここでこの空間が意識の狭間である事を漸く知る零児達。この世界はソウルエッジ自身が作り出した世界なのだという。もしかすると、沙夜はこの能力の事を知っていたからソウルエッジに手出ししなかったのでは、と零児は考える。ソウルエッジはこの空間で真の覚醒をしようとしているらしい。これは何としてでもソウルエッジの力で元の世界に帰らなくてはならない。その為にはデビルカズヤから守らなくてはならない。

更にドンパチやっていると今度はザ・サードムーンの軍勢が。こんな事が出来るのはベガしかいない、と春麗。勿論その言葉の通りに現れたベガ。しかもオーガを2体も連れている。ベガはリュウに会いに来たというが、生憎リュウはここにはいない。しかしベガは殺意の波動に目覚めた事を知り得ていた。そんな時に現れたのはローズ。そしてそのままベガに突進して攻撃を仕掛けるが、全く効いていない。呪縛からは解放されたのかと聞くと、帰って来た答えは是。ワルキューレが黄金の種の力を解放した事で、堕天の騎士による魂の束縛から完全に解放された事が今ここで証明された。信じる・信じないは別として自分は貴方達の敵ではないとローズは話す。

ベガに攻撃を仕掛けようと奮い立つ零児達だが、一切の攻撃が通じない事は、先程ローズが実証したばかりだ。増幅したサイコパワーの壁を打ち破れるのは殺意の波動しかないらしい。そのチャンスが来るまでは耐える事に。で、ローズの順番が回ってきたのでスキルをちょっくら拝見。

…全体回復が「ジャッジメント」ですか(笑)。

や、ローズのスキルの元ネタは全部タロットカード(ローズの本業は占い師)なワケですが。しかしシンフォニアを経験した人には、ジャッジメント=クラトス父さん(※天使衣装)or天使術を思い浮かべてしまうのでは(自分も例に漏れず・笑)。…本当に攻撃用スキルだったら本気で笑えなかったですが;;

さてデビルカズヤを瀕死寸前に追い込む(その前にピヨったw)と、何やら様子が急変する。どうやら2つの人格が鬩ぎあっているらしい。そして何も言わずに、ソウルエッジに触れる事すらなくそのまま逃げて行く。再び戦闘に戻り、今度はユーニを削り倒す。すると今度は零児の身体に異変が。例によって沙夜が来る。っていうか…

本当に非常事態だっつー時に限って来やがりますねあの女狐は…!(怒)

ソウルエッジを追いかけて時空転移して来たようだ。つまりシャドルーとは無関係らしい。逢魔がソウルエッジを狙うのは、世界を作り出す力を手に入れるためか?と零児は問う。だがそれは逆に沙夜に情報を与えてしまう事になる。やはりソウルエッジの能力そのものには興味が無い様な感じだ。ベガによれば、逢魔の「計画」とは、「神を宿らせる」事に関係があるらしい。神を宿らせるという事から憑依を連想し、そこから「付喪神(1)を使って何かをしようとしている」という結論を導き出す零児。要するに物を妖怪化させる事らしい。それには何か心当たりがあるらしいシャオムゥ。とりあえずシャドルーと逢魔の双方からソウルエッジを死守する事に専念する。だが沙夜はともかく、ベガを倒す方法がないこの現状をどこまで粘れるかが問題だ。

更に頭数を減らしていくと、今度はリュウと豪鬼が揃って現れる。どうやら殺意の波動で次元を超えてきたらしい。だがリュウの気が乱れている。自身の心が殺意の波動と必死に戦っているようだとガイは察する。殺意の波動に縛られるリュウを見て、ケンはますます豪鬼の真意がつかめない。そのリュウを元に戻す方法があるとローズが言い出す。それは、殺意の波動にほんの少しだけでも亀裂を生じさせること。リュウがそこから、その殻から抜け出せる位の亀裂が。だがそれは殴り殺す覚悟でなくてはならない事、そして後はリュウの心の問題だとローズは話す。リュウを殺意の波動から解放する事―――――それこそが、ベガを倒すための鍵になりうるのだ。

という訳で、女狐とおっさん2人はとりあえずスルーして(ユーニはキャプテンのカウンターで削り殺した)リュウから削り倒す。するとリュウに異変が。それを見たさくらはリュウの元へ走り、攻撃を仕掛けるが、避けられてしまう。逆に返り討ちになろうとしていたその時、ケンが庇ってこれを受ける。そしてリュウに「今のお前では真の龍の拳は撃てない」と言い、リュウの攻撃をカウンターで返す。少し経った後、リュウは元に戻る。しかし殺意の波動に乗っ取られていた時の記憶は残っていないようだ。それを見たベガは直接サイコパワーを流そうとするが、リュウはカウンターで出した真・昇龍拳でこれを跳ね除けてしまう。後の展開はZERO3のリュウED+さくらED÷2な感じなので、両方見た事のある人ならニヤリなシーンですな(笑)。これで完全に己を取り戻したリュウ。そして、リュウの心の力がベガのそれを上回った為、ベガに攻撃が通用する様になる。それを見届けた豪鬼は撤退。

後は全ユニットを全力で叩くのみ。まずベガを仕留める。リュウは人として闘うと決意を新たにする。サイコパワーが乱れた原因は殺意の波動。心の力と言う点では同じ物なのだとローズは語る。そして、リュウが手に入れた、殺意の波動を超えた心の力が、サイコパワーを拡散させてしまったのだと続ける。とりあえずベガは苦汁を飲まされた状態で撤退。だがリュウにとってここからが正念場なのだ。

そして沙夜優先で残りのユニットも片付けていく。そして沙夜を倒すと余裕無さ気な事を言いだす。今回はソウルエッジを本気で手に入れるつもりだった様だ。今回は素直に帰す零児。そして全てが終わってホッとする一同。そんな折にまたしても空間歪曲が発生する。

所変わってコチラは魍魎界。マスヨ達は他の皆がここに来るのを待っている様だ。するとモモが次元転移の反応をキャッチ。すると現れたのはピラミッドに残された別隊。そして次の次元転移で零児達も合流に成功。全員揃った所で門へ。

そしてまた場所は変わってドルアーガの塔・エントランス。源氏の軍勢がここで足止めを喰らっているらしい。次に場面はバラデューク内部に。バラデューク内部を通って魔界へ向かう途中の一行。…だからギル、その古代進ヘアーはダサいから…!(まだ言うか)もう何でもありな状態にすっかり呆れるモリガンと、何故だかワクワクウキウキ気分なリリス。…ここまで性格が正反対だと、本当に元は1つの魂だったんだろうかと疑いたくなる(笑)とにかくさっさと進む。魔界と繋がっている部分は最深部であろう、とマスヨ。実際に潜入した事のある彼女を先導として更に奥へ進む。一旦ここでフェードアウト。…長かったー(泣)

このゲームもそろそろ佳境かな?それとも漸くターニングポイントなのかしら(汗)…まぁ、次はバラデューク内で2回位は戦闘マップに出くわしそうですね…。

  1. 「つくもかみ」と読む。年月を経て命を持った器物(…とタキが補足説明する)
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