24話。漸く折り返し地点に来たような、来ていない様な。
さて幻想界・えんえん砂漠に到着したらしい一行。侵入経路を尋ねる飛竜だが、ワルキューレによると、入口は正面しかないと言う。そして、何かあるとすれば地下の最深部か、ゾウナの兵隊を造り出す巨大な機械があった部屋のどちらかだと話す。そんな訳で3隊に分かれて行動する事に。ギルが率いる隊は殿を務め、残りの2隊で最深部と機械の部屋にそれぞれ向かう事に。こ、ここでも3択が。どれにするかで迷った挙句、一番下を選択。
さてエントランス。こちらは殿を務めるギル隊サイドだ。全員ピラミッドへ入った所でそろそろ自分達も…という所で、リュウの身体に異変が。リュウは何も無い様に振舞うが、ケンは何かがおかしい事に気付いていた。
っていうか、いくら暑いからと言って乙女の前でいきなりパンイチになるのは止めてくださいクラトっさん(違/まだ言ってる人)。 …というか砂漠でパンイチは逆に危険だ(苦笑)。
そんなアーサー達をよそに、ひとり警戒姿勢を解かないワルキューレに気付く飛竜。ワルキューレはあの者の気配を感じると言う。ギルが何かを言いかけようとしたその時、敵が現れる。ワルキューレはこの事を予測していたらしい…と飛竜は言うが、ワルキューレの言う「気配」とは、恐らく堕天の騎士の事であろう。
とりあえず戦闘開始。頭数を減らしていると別の場所から、アイビス島にいたはずの恐竜が。どうやらスペンサーレイン号に積まれていたのはこれらの事らしい。そんな事を話していると別の場所からメトロシティの闘う市長マイク・ハガーが。込み入った話は後にするとして、今はこの場を何とかしなくてはならない。という訳でハガー参入。
手始めにアロザウルスを倒す事から始めるが、HP1000以下を切った所で逃げられてしまう。そんな折に、ワルキューレが思っていた通り、堕天の騎士が現れる。そしてそれに肩入れするローズ。その理由を問うリュウとガイ、そしてさくら。それを見たローズは「運命には逆らえないのか」と、憂いに満ちた顔をする。堕天の騎士の言う事に疑問を覚えるギル。いくら堕天の騎士が強いからと言って、ゾウナがそうも簡単に自分の軍を与える物ではないと思ったのだ。だがその疑問の答えは「神の眼」に辿り着く。そんな折にまたしてもリュウの身体に異変が。これを見たローズは、その力が齎す結末を見届けようと考える。
更にやっていると今度は魔人カムーズが登場。カムーズと堕天の騎士との話のやり取りを聞いていて、矢張り堕天の騎士とゾウナとの間には何かしら取引があったと確信するギル。更にカムーズは悪魔憑きのサンドラ族とコアクマン族を呼び出す。ワルキューレは戦うしかないと腹を決める。だが、それを見たリュウに三度異変が。しかも堕天の騎士にはまた逃げられてしまう。
そしてローズをHP0にすると、リュウにまた身体の異変が。ローズは「拳に込めるのは力ではなく魂」と言い残して去っていく。ローズはリュウの身体に何かが起こるとわかっているようだが、リュウにその正体を教えろと言われても教えるそぶりを見せる事なく、その場を去っていく。さてカムーズのHPを半分以下にするとまたも増援。これにはさくらも頭に来るが、今ここで怒り狂えば相手の思う壺だとかりんに諭される。そんな時にリュウの身体の異変のベクトルが悪い方向に向かってしまう。すると「頃合かと思ってきて見ればとんだ茶番だ」という声が。この殺気に覚えがある翔。そこに現れたのは矢張り豪鬼だ。豪鬼の姿を認めたリュウの中で何かがうごめいている。それをピークにリュウの様子がだんだんおかしくなっていく。ケンの言葉にすら耳を貸さない。
リュウの中で、殺意の波動が覚醒してしまった。
その殺意の波動は、ベガのサイコパワーと同じなのか異なる物なのか。ZERO3をリュウでクリアした人ならその答えは判っているはずですが。殺意の波動に目覚めてしまったリュウは、カムーズを一瞬にして瀕死に追い込んでしまう。何が起きたのか、味方には理解できない。そのカムーズは今しがた現れたブラックサンドラと共に退却してしまう。リュウに近付こうとするさくらだが、今のリュウが本来のリュウではないと判っているケンに「近付いちゃダメだ」と言われ、その場で踏みとどまる。この光景を見たワルキューレは悪霊に取り憑かれたのかと問うが、豪鬼は否定。前に言っていた「時が来た」とはこの事だったようだ。一行はリュウを何とかして止めようとする。で、ワルキューレ・ケン・アーサー・ブルース&レジーナの4ユニットで何とか倒せた(必殺技使いつつ)。するとリュウが更に苦しみだす。ガイが必死に説得するも無理。リュウはピラミッドの中に入って行ってしまった。このままでは中に入って行った鳳鈴達が危ないばかりか、事情を知らぬままでは同士討ちの可能性も高い。
ケンとさくらは豪鬼に詰め寄るが、豪鬼は「リュウには全てを、殺意の波動を越えてもらわねばならん」と語る。そう言い残すと去ってしまった。とりあえず、残りを片付けてさっさとリュウを追う事になる。
全ユニットを片付け、急いでリュウを追う事に。堕天の騎士もあの中に入って行ったため、あのまま野放しだと何が起こるか判ったもんじゃない。手遅れになる前に何としてでも止めなくては。だがケンの表情はどこか冴えない。もしリュウを元に戻せなかったその時にどう対処するか、その決意を固めたようだ。とここでフェードアウト。
この後大変な事にならなければよいが。つーかこの非常事態に沙夜なんぞ乱入してきやがったら本気でキレますよ?(色んな意味でいっぱいいっぱいです)